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おクニ(国)のはなし

尖閣諸島、北方領土などの領土問題から、北朝鮮の韓国へ砲撃戦で一気に国防の危機感が高まってきました。
さて、日本人はクニをどう考えてきたのでしょうか?。お国自慢・お国なまりと言いますが、そこには懐かしく愛着のある郷土、母なる故郷を思い浮かべます。日本の神話では神様が国をお産みになり、その国には神さまとしてのお名前があります。つまり、国土は私たちの命を支えてくださるこの上なく尊い神様であるということです。その神様と人は本当にありがたいことに、親子の間柄です。それで自然・天地、国土も神でありますから、私ども人は親である自然や天地や国土から育てていただいている子供となります。
私どものご先祖は、話し合い、相手の徳を讃え譲り合って国を守ってきました。それは神様である国や土地を自分勝手な欲で扱ってはならないとした、神への畏敬の念がその根底にあります。そのお蔭で世界中でも最も平和な歴史を持つ国であり、お人好しで親切な国民性を持っています。
国家危急存亡の時、私どもは心を合わせて神々に国の弥栄をお祈りいたしましょう。