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非信不通 信じざれば通ぜず

菅原道真公は「心だに誠の道にかなひなば 祈らずとても神や守らん」と言われています。

神の実在を当然のこととして信じ切って、無意識の内にも神を祈っている。現代人にこの言葉は当てはまるでしょうか?

唯物史観や科学合理主義の洗礼の中で育ってきた今の日本人は、どれ程神や見えざるものの実在を信じ、畏敬の念を持っているでしょうか?

一昔前の日本人は自然を畏敬し、親先祖を敬い、社会や近隣などの社会環境に対しても世間様やご近所様と言って敬意を払っていました。人はみな神の御子ですから、人は互いに拝み合う存在です。失われた日本、日本人に立ち返るには真の祈りによって、見えざる神仏、先祖への畏敬の念を取り戻すしかありません。