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お宮に行こう(参拝のすすめ)

月参りは毎月朔から三日の間が良いとされています。お参りは、日頃のお護りに感謝するお礼心でのぞまれると良いでしょう。お願い事はしなくとも神様は常に私たちを見守り、必要な智恵は授けて下さいます。それを受け取るのは私たちの心次第です。

月次祭

朔日・十五日には国から郷土の平安、氏子一人一人の幸せまでをお祈り致します。
ご参拝いただきご一緒に皆さんで祈りましょう。

パワースポットにはご注意

近頃、神社ブームとも言われ、マスコミでもよく神社やその一部が「パワースポット」として紹介されています。

パワースポットと言われるところは霊的には充分気をつけましょう。わがままなお願いを聞いてくれるところは高額なつけが回ってくると思っていて下さい。目に見えない存在は祈りに相応して感応しますので、身勝手な祈りには本当の神仏でないモノが関与してきます。

誠実さや正当性に欠けている心境や行動で願い事をすれば、正しい神仏を祈っているようでも、邪悪ないわゆるヤクザやサギ師まがいの霊物に取り込まれてしまいます。このようなモノ達(霊物)は人を信じ込ませる力を充分に持っています。

ではどうやってそのことを知り、防ぐことができるのでしょうか?。残念ながら人の力では巧妙な霊物を見破ることはできません。産土神の守護をいただく他は道はありません。産土神はこのようなモノ達から、お願いの有り無しに関わらず昼夜を問わずお守り下さっています。その土地に住まうことでいただく御神縁(産土・産子、氏神・氏子)が実は一番強いお守りをいただけます。

突然に霊験やお蔭を頂くところでは正神ではないモノ達であることがほとんどです。

人がお祈りをする場所は自宅の神棚であれ仏壇であれ、そこは祈りに相応した厳粛な空間です。祈りは神、仏、先祖に必ず通じるものです、祈りは天地(自然・宇宙)と一体となり神気でさえ動かすものです。パワースポット巡りと称して、怪しげな物の気のあるところを廻る前に、自宅に神棚(産土・氏神)を祀ることをお薦めします。お札を置いて祈る簡単な方法でも真心があれば産土様から必ずお守りがあります。

祈らずとも神からお守りいただけるのは真心、浄心の有る無しであり、お守りいただく神とは産土神のことなのです。

産土の 厳の鳥居は 霊(たま)と体(み)の
穢(けが)れを祓う 門にこそあれ        五九

祈るべき 吾が神おきて 他村(ことむら)の
産土拝む 人は惑(まど)えり            六〇

産土の 神許(みゆるし)し有りて 天地(あめつち)の
神は諾(うべな)ひ 給ふべきなり         百
〈 産土百首 本田親徳翁 〉