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心が清らかであれば産土神が守ってくださる

以下は、自己の身体の変調や心境の変化が果して霊的なものに起因するか否かを判別できる人の場合を対象として、己が身を守るための防護方法を少しばかりお話致しましょう。

いつも他の人との距離を1.5メートル以上に保ち、それ以上は近付かないこと。
ややこしい問題を抱えた人とどうしても会わなければならない時は、前もって産土神にお届けして御守りをお願いしてから会うように心掛ける。
場の見えないところに供物(くもつ)(米・塩・水)やお茶湯などを用意し、場の見えないところに置く。

決して恐れてはならない。(恐れるものは来たる)

先の事 暗く考え 歩くなよ
たださんぜんと光り見つめて

先の事 心配すれば 神の息
神の恵みを 己が断ち切る

密閉された部屋で会うことは避ける。自分の体の周りを霊縛し、バリヤーを張って悪しきものを身に寄せ付けないようにする。

その際、向き合って相対する時は必ず正中線を外して対すること。肩や腕の力を抜き、緊張しないように心掛け、また、構えないこと。

臍下丹田に気を充実させ、出来るだけリラックスすること。

相手に取り込まれないようにするためには、対者の集中力を削(そ)ぐ工夫をする。例えば、対者との間に動くもの(金魚鉢)を置いたり、扇子を開いてパチッと音をさせて閉じるなど…(音の祓い)。

相手に気付かれないように自分の吐く息で左右左と祓ったり、喫煙する人は煙草の煙で祓う。

相手に見られぬようにテーブルの下で、片手あるいは指で左右左と祓う。

出来るだけまともに相手を見ないようにし、また口を開かないことが望ましい。

この間、常に心中に神を祈念することを忘れてはならない。「祓い給へ。きよめたまえ!」

会っている時間も、10分以上を越えないことである。

会話中にのどの奥がかすれてきたり、涸れたりして声が出にくくなった時は、それ以上は止めてその座を辞すること。「それ以上話すと穢れるぞ!」と自分の霊魂から教えられている訳。

人間の想いや意念というものは大したものではないが、これに妖魅・邪霊がその界に属する動物霊(主に荒魂―奇魂)を使役して加勢して、人間に障(さわ)りを為(な)すものである。しかし、心が清らかであれば産土神が守って下さる

霊が普通、肉体に入り込むことはないが半肉半霊の動物霊の場合はある。決して姿を見せない。人に姿を見られると霊力が衰えるためである。山岳信仰などのある山には必ず居て、山で遭難したり死んだりするのは、これら山に住む動物霊(半肉半霊あるいは幽体のみ)の仕業(しわざ)である。