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卯月一日月初めの月次の御祭

卯月一日月初めの月次の御祭
〜社頭講話より〜

どうもおめでとうございます。
あっという間に新年度になりました。
暑かったり寒かったりしますが、ちゃんと春は来るので、安心しています。

この間に「花鎮の御祭」という祭りをします。
奈良の大三輪神社でずっとやっているお祭りですが、大己貴大神と私がご縁があって、このお祭りをしたいなと思ったのですが、目に見えない災いを、花の時期に花が舞い散るのに例えて、疫病を鎮めようというお祭です。
ですから、病気の方を鎮めていって頂いてく。
それから瓜封じとか木瓜(ぼけ)封じという病気を封じたり、木瓜封じとかいろんなことが言われていますが、その基となったもので、瓜のことを「ボケ」という。
ですからボケ封じというのは、瓜封じという言葉から転じた言葉で使っていると思います。この御祈願とも関係しているお祭りなのですが、皇室の弥栄や、身体のことにとてもいいお祭りと思います。
それに、忍冬酒というお酒と、ひょうたんのおつけものと、瓜の代わりにきゅうりを食べて、自分の厄難を封じて流そうというお祭りを、9日の12時からしますので、ぜひご参加ください。
その後お花見の会をします。
お弁当代千円です、希望の方は用意しますので、お申し出ください。

いよいよ天皇陛下の譲位の話が出ていますが、自分の国の成り立ちをきちんと調べて、頭の中に入れてください。

神国日本と言いましても、何で神国と言うのだろう。

私の子供の頃から、学校で神話の話が一切ないので、知らない人が多いですが、神話の世界から、神様から「この国を治めなさい」と天皇様が言われて、天皇様と親族である日本民族が、一生懸命神様をお祭りしながらやって行けば、この国は永遠に平和であるというのが神様のお約束なんです。
それを神則と言っていますが、それを永遠に守って行くというのが、我々のテーマです。

なぜそれを言うかというと、天皇様は、権力でなく権威なんです。ですからその権威で総理大臣によって、それが日本の、和の国の一番大事なことなんです。
天皇さまは「うしはぐ」「しらす」という言葉があるんですけど、天皇さまが国民をしらす、しらすと言うのは、見てるとか、知ってるとか、それで管理をすると言うか、
うしはぐと言うのは、ある程度権力を持つ。
天皇さまはこの国を「しらず」存在
許可を得て「うしはぐ」のが政治家ということになります。

ですから日本の国はあくまでも、「和の国」である。
その理由は、征服王朝ではなくて、この人が神様を祀ってくれてすばらしいから、この人に神様を祀ってもらって、日本の国が平和になろうという国の成り立ちというのを、頭に入れておいてください。

世紀のお祭りが、これから執り行われます。
それに何も知らないで自分が接するのはもったいないので、いろんなことを知って、またそれを伝えてください。