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二月十七日 平成二十九年 祈年祭み…

二月十七日 平成二十九年 祈年祭

みなさま、おめでとうございます。
今日は「としごいのみまつり」
祈年祭とも言うのですが、この一年を念を祈る、一年の作物の豊作を祈る、
経済活動の一番大事な米作り、農業が生きて行く。それを中心に、全ての大事な物が生きて行く。そのお願いをする。

今日の二月十七日のお祭りが、十一月二十三日の新嘗祭と「対(パラレル)」になっております。

今日は「よしふのゆ御祭、予祝(あらかじめ祝う)」お祭りです。
ですから、今日お祝いして、立派な収穫が頂ける、というのが予定された、担保された、という気持ちでお祭りしているということです。

これが実は天皇様の一番大事なお祭りで、これがあって実際に田植えをされたり、お米が立派にとれていくので、世の中が安定して、幸せな暮らしを送れる。
それを祈年していく。

そして一番大事なお祭りが収穫のお祭り 

今度天皇陛下が譲位されるということなのですが、その大切なおまつりが「大嘗祭」
天皇になられて最初にするお祭りが「大嘗祭」

ですから、お米がとれたということを神様に感謝するお祭りが、天皇様の一番たいせつなお祭り。

国民、私たちの「命の源」をいただくお祭りですから、一番大事なお祭りと考えます。

今日はその準備段階のお祭りが始まった、これから今年のお米作りの作業がはじまったと考えればよいと思います。

今日お祭りに来られて、農業をされていないとしても、あらゆる生業、商売や、物を作っている方も、今日からまた新しく一年が始まって行く、
ということで頑張って行きましょう。

今日はお祭りが始まるときに雨が上がり、日が射しました。

これから日本の国がますます発展していく、一番大事な、自然の状態に戻って行かなくてはならない、
そういう時期が来たと思います。

本日はお参り、ご参集ありがとうございました。