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霜月、月中の月次祭

《霜月、月中の月次祭》
〜〜社頭講話より〜〜

無事お祭りが終わりました。
今日は七五三。
七五三の御供か上がっていますので、(該当者はいないみたいですが😉)あとでいただきましょう。

今日は、この後埴安神社の年に一度のお祭りをします。
十一月三日くらいにしていましたが、この前お詣りが多かったので天満宮のお祭りを一緒にしました。
お詣りが多い方が神様も喜ばれるので、今日します。

御成敗式目という昔の武家の決まりごとの中にもあるのですが、神様は人の敬いを受けて力を増す。
ですから神様がおられても、拝まなくなると働きが無くなってくる。
お社があっても人が集まらなくなって、誰も拝まなかったら、神様も上がって降りてこなくなる。
ここも御神体があるのですが、ここに神様がおられるのではなくて、祈った瞬間に降りてこられる。
ですから、真心込めて祈った人が多くいればいるほど、そこの御祭神が降りて来られる。
高天の原(天上界)におられるのですが、この世に降りて来られる。
そして降りて来られる状態を、
「宮柱太しく立てる」と言う。
太しく柱が立っているよ、と言うことです。

ですから、見える人がいるんでしょうね、
神様を数えるとき
一柱(ひとはしら)二柱(ふたはしら)と言う。
ここは、三柱の神様がおられます。
見える人には見えるのでしょうが、大きな光の柱が、天上界に向かって上がっている。
ここに来られているような方の祈りによって、衰えたり隠れたりもする。
家の神棚もそうですから、熱心に拝んでください。

いつもここでは、よその神社がしないことで、大祓をあげています。

昔から大祓は百度祓、千度祓、万度祓と言って、百回あげる、千回あげる、一万回あげる。
お祈りしてる方には、毎日十回あげましょうね、と言ってます。
百日あげると千度祓、千日(約三年間)あげると万度祓。
万度祓になると、一つの大きな霊験を頂く。霊力を持つ。
されてる方は、気が付かなくて自然にそう言う力が付いているわけです。

今日もお祓いしていますが、目に見えないが、祓っている空気をかすかに感じるようになるわけです。

ですから万度祓を超えたくらいになる人は、本能で霊感が強い人弱い人があるのでしょうが、気を感じるようになります。

そうしたら、良い気とか悪い気を感じるようになり、嫌なところには行かない。
そう言う方が真剣にお祈りをすると、神気がすーっと降りてきて、そうなると、ありがたくて止められない。

本当に神に触れると、ありがたくて止められない。

「なんで自分のようなものが、こんなにありがたいんだろう」
思うところまで行けばしめたもの。

神様からもらった直日(ナオヒ)の御魂。
それがあるからそう言うことになる。
なん人も間違いなくある。
だから平等なのです。

それを神様の方から見たら
「日本の国は和の国」
神様から見れば、みんな平等なのです。

それをお祈りをすることによって体験させて頂く。
それが神道の極意なのです。

断りをしないが、何も言わないが、体験すると、そう言うことまで分かってくる。