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命の守り神「うぶすな」

日々、多くの参拝者が様々な理由でお詣りになります。人は多くの悩みや苦しみを持ち、この世の現実の中で生きています。そんな時、神仏に祈り、神仏にすがることに気が付けた人はとっても幸せな人です。

人は生きることも死ぬことも、自分勝手には出来ません。私たちは気づかないだけで、すべての人が明日をも知れぬ命なのです。心臓や肺を自分で動かしている人はいません、もし自分で意識して動かすなら寝ることなんて出来なくなります。実は人は誰でも命のことは神任せなのです。

一生かけて築いてきた財産であっても、この世の宝は何一つあの世へは持って行けません。では人はこの世で何をすべきなのでしょうか。どう生きていけばよいのでしょうか。

人がこの世に産まれて来るのは自分の魂を鍛え磨くためであり、人生の様々な出来事は霊魂浄化のためにあると言われます。

私たちの人生の目的はあらゆる困難試練をも、勇気と知恵をもってよく乗り越えさせていただき、その中で神仏先祖を日々篤く敬う心を持ち、心を清らかに生きて己の霊魂を浄化していくことです。
 
辛いこと、苦しいこと、耐えがたいこと、不安、絶望に出会ったとき、神様に何時でも何処でも、心の苦しみ悩みをみんな預かって下さるように願いしてください。そして、思い返して不安を感じたときはその都度、繰り返し繰り返しお願いしてください。やがて、知らずに識らずに、迷いや悩みが消えていくようになり、神の光が自分の魂に輝きを与えてくれます。

人の本質はその肉体ではなく、見えざる精神や心のさらにその奥にある魂にあるとされます。人の本質である魂(直霊)は実は神そのものです。それで、祈りの本質は魂のレベルでは、願い事をすることでなく、自分の魂が神に帰ることです、それは人が神になることになります。

魂から(神々)見る人生の目的は、常日頃より見えざる神仏先祖を信じ敬い、この世の物欲に囚われず自己(我欲)を棄てて、生き通しの己が霊魂を信じて、この世の務めを果たして生きることです。

また、日常の生活ではお詣りやお祈りの際は、生きて生かされて居ることへの感謝を中心にお祈りすることです。それで、益々ご守護を受け、様々な問題も自ずから開けていくものです。

当社の百日行は悩みや問題の解消、いわゆる開運の為の先祖の慰霊供養をはじめ、霊性の向上を行うものです。