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八幡宮だより                        
平成20年6月
◇ 夏越の祓へ (大祓) ◇

 天変地異は神様からの世の乱れ人心の荒廃へのご注意といわれています。このところアジアや国内で起こっている天災人災、他人のことなどお構いなしの反社会的な出来事や猟奇的な痛ましい事件の数々…。とても気が重いことばかりで、もしや身の回りで起こるかもしれないと思うと、何とも言い難い不安を感じます。

 世の中に災いや不安がるあときには昔は国を挙げて官民一体となって大祓を行っておりました。昔は国や市町村を始め各組織の長や司が人々のために、その地域の平安や幸福を真剣に(我が身に代えて)祈ることは当たり前のことでした。

 今の時代は皆様方が心して大祓を行い神様に祈りを捧げていただくしか、世の中は良くなりようがありません。
皆様の心が神にかよってこそ、神の御稜威と共にこの世の平安は訪れます。


人々の祈りと産土様

 産土の神の神気が天地を行き交って、その土地に育まれる生命は豊かに生き生きと致します。その神気降臨を導くのは人の誠と祈りです。産土様にお参りし、家の神棚は朝夕に手を合わせ世の平安をお祈り下さい。

産土様は人々の祈りを待っておられます。



平成20年3月
お尋ねがあった事について 3

  Q= 1歳になる子供の初宮のお参りをしておりません、気になっておりますが今からでもよいのでしょうか。ちなみに、実家の近くには神主の居るお宮がありませんでした。お参りは何処でもよいのでしょか?


  A=初宮は神様から魂を頂いた御礼に行くことですから、是非お参り下さい。お参りするお宮は産土神と言われて居る土地の神に行きます。
 近くの産土神社に神主が居なければ村、町、郡などの一つ大きい範囲の産土神(土地の神)にお参り下さい。また、実家でなく現在のお住まいの近くでもよいでしょう。


※= 初宮だけでなく、厄年、地鎮祭、家祓い、年忌祭なども、体験上から申し上げますと、気になったら必ず行われるようお勧めいたします。虫の知らせと言いますが、人の感受性は侮れないものがあると思います。
 御祈願はなるべく神主に御願いされてお受け下さい。神主が祝詞をあげ、玉串を捧げることが神様へより正式なご挨拶となります。


平成19年12月
お尋ねがあった事について 2

  Q= 主人の母が占いや祈祷師に凝っており、次から次にいろんなことを言って来て家族全員が振り回されております。占いや風水の通りにしなくてはいけないものなのか?、どのようにしたらよいのか解らなくなっております。


  A=占い、風水にしても無理なく出来ることであればされたら宜しいと思います。しかし、常識に沿わないことや無理なことは鵜呑みにせずに充分に吟味してください。
 例えば方位が悪いからと言って良く相談に来られます。
 まず家族全員の方位が良いということは滅多にありません。さらに、毎日通う職場や学校や引越などにおいても毎年星回りが変わるのでその度に職場、学校、住まいを変わることは出来ないでしょう。ですからその様なことを言っても無理なことで、実際に方位にとらわれると生活が成り立たないことになります。

 神様への信仰では悪い日もなければ悪い方角もありません。悪いことは私どもの心がけから起こるとされています。それには神を信じてお任せする心持ちになって、心にある不安やあらゆる心の葛藤をお預けすることが一番です。不安に思う心に魔がつけ込んでくるものです。

  また、この様に方位を犯したとなると占い師や祈祷師から高額の祈願や物を購入させられることを良く聞きます。その時は神に祈って心を澄まし、自分の良識と相手の誠意を見ていけば答えは出ると思います。
お姑さんには神を念じて誠意を持って対処してください。この様なことにご縁が出来ること自体が家や人として見直すべき事があるということです。そして、この様なときは感情的トラブルが起きやすいので気をつけてください。





平成19年3月
お尋ねがあった事について

 Q=高宮八幡宮は那珂郡惣産土と書いてありますが。私の所は近くですが那珂郡十七ヵ村(高宮、平尾、野間、若久、屋形原、野多目、和田、老司、塩原、清水、曰佐、那珂、竹下、春日、安徳、馬出、堅粕)に入っておりませんが氏子になりますか?
(問い合わせのあった地域=多賀・平和・寺塚・長丘・大楠・白金・花畑・皿山・その他)

 A=氏子(産子)地区です。那珂郡(なかのこおり)とは江戸時代の表記ですから、その地名がないのは当時の村にはなっていなかったのでしょう、いわゆる字であったり、人が住んでいなかったと思われます。那珂郡を調べましたら当宮の産子地区に警固村と住吉村と三宅村が入っておりません。三宅は天領、警固は武家町、住吉は博多部で町屋衆の自治、等で入らなかったのではと思っております。現在の区分けでは南区と博多区・東区・中央区・春日市の一部を含む広範囲に及んでおります。




平成18年12月
お年玉と産土様 (氏神様)   《産土様にお詣りする理由》

 その土地に住む人をはじめ、命あるすべての魂(生命)を守ってくださっているのが産土の神様です。この神によって人は命を授かり、そして生活に必要なすべての物を用意いただいております。

  初詣はお守りいただいた昨年一年間の御礼と今年一年のお願いに行くのです。その時新しい一年間の生命をお年玉(一年間の魂=生命力)として神様からいただきます。

 この命の営みに関わる霊妙な働きをムスビと呼びますが、その土地のムスビをつかさどるのが産土の神ですから、子授け、初宮、七五三、成人式、厄年、結婚などのすべての人生儀礼から、日常の交通安全、商売繁盛、病気平癒、心願成就に至るまでお願いする神様なのです。

 ですから、初詣に産土様にお詣りに行くことは、私どもの生命の元(親神=自然)を訪ねることなのです。

 高宮八幡宮は那珂郡惣産土として、高宮、平尾、野間、若久、屋形原、野多目、和田、老司、塩原、清水、曰佐、那珂、竹下、春日、安徳、馬出、堅粕の十七ヶ村に棲む統べての命を守っている神様です。

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